出典は「書経」です。
「これ事を事とすれば、乃ち其れ備え有り。備え有れば患え無し。」
英語でも、
Lay up for a rainy day.
といいます。
あなたも外来で、高血圧や糖尿病の患者さんに、将来、脳梗塞や心疾患にならないように、しっかり予防しましょうと、説明しているのでしょう。
多分、痛くもかゆくもない患者さんは、全然、聞く耳を持たないかもしれませんけれどもね。
でも、将来、後悔しないですむように、すこしは、広い視野を持ってものごとを考えておくことは必要です。
机に積まれた書類の山が、いつか崩れるかもしれないし、整理したくても収拾がつかなくなるのでしょう。
これをすれば、あるいは、これをしなければ、どうなるかちょっと考えてみる、イマジネーションの問題かもしれませんね。
そして、目の前のことを、今なら簡単にできることを、先送りしないことね。
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