2012年11月25日日曜日

悲観主義は気分、楽観主義は意志

Le pessimisme est d'humeur; l'optimisme est de volonté.

「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。」 (岩波文庫、アラン、幸福論、神谷幹夫訳、1998年)

アラン Alain (本名 Emile Auguste Chartier) (1868-1951) の「幸福論 」 Propos sur le bonheur (1925) の中の1節(プロポ93)です。

原文はフランス語です。

悲観的になるのに意志や努力はいらないが、意志の力で楽観的になることが幸福になる道だということですね。

アランはまた、

「しあわせだから笑っているではない。むしろぼくは、笑うからしあわせなのだ、と言いたい。」(プロポ77、前出)

とも言っています。


さて、現代の科学では、笑いは脳を活性化させ、免疫力を高めるといいます。
顔に笑いの表情を作るだけでもフィードバック効果があるそうですよ。

自分の意志で、どんどん笑ったほうがよさそうですね。
笑顔をつくることからおはじめなさい。

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