2012年11月11日日曜日

ウィリアム・オスラーの座右の銘


Our main business is not to see what lies dimly at a distance but to do what lies clearly at hand.

「われわれの大事な仕事は、遠くの方にかすかにあるものを見ようとすることではなく、手元に明らかに存在するものを行うことである。」

トーマス・カーライル Thomas Carlyle (1795-1881) によるこの言葉は、内科学の大御所であるウィリアム・オスラー Sir William Osler (1848-1919) が、若き日の座右の銘にしたといいます(William Osler, A Way of Life, 1913)。

将来が不安で、先が見えなくて、今、何をしたら良いのかわからない。

私は、こんなところでくすぶっているような人間ではないと、仕事が手につかない。

仕事のモチベーションが湧き上がってこない理由はいくらでもあります。

先のことはだれもわかりません。しかし、何もしなければ、何も起こりません。
今できることを、今、目の前にある仕事を、粛々とやりとげることが大事なのです。

今いる場所が自分が望んでいるところではなくても、ここでがんばって花を咲かせることができなければ、どこへ行っても花が咲くことはありません。

その時が来たら花を咲かせようという考えでは、いつまでたっても花は咲きませんよ。


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