2013年8月18日日曜日

善きサマリア人

新約聖書 ルカによる福音書 第10章25-37節、善きサマリア人の話です。

「汝の隣人を愛すべし」、についてのイエスの譬えです。


強盗に半死半生にされて棄て去られた人を、

「祭司は、これをみて、彼方を過ぎ往けり。

レビ人も、同じく彼方を過ぎ往けり。

然るにあるサマリヤ人、近寄りて油と葡萄酒を注ぎ、傷を包みて己が獣にのせ、旅舎に連れゆきて介抱し、あくる日デナリを二つ出し、。。。」


つまり、強盗に半殺しにされた人を、

祭司(社会的に尊敬される人)とレビ人(祭司に仕える社会的に地位のある人)は見てみぬふりをしたが、サマリア人(ユダヤ人から軽蔑されている民族の人)だけが、強盗におそわれた人の隣人として仁慈と憐れみをなしたという話です。

サマリア人は、傷にオリーブ油とぶどう酒をぬって包帯を巻き、ロバにのせて宿に連れて行き、銀貨2枚(当時の労働者の2日分の賃金)を出して、手当てを頼んだ、というのです。


あなたも、病める人を、それがどんな人であろうと区別することなく、助ける役目なす人として、善き隣人としての役割を果たさなければいけないと、自覚すべきですね。



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