夏目漱石 (1867-1916) の 「草枕 (1906)」 の冒頭です。
「智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」
意地を通せば窮屈だ、が今のあなたの状況ね。
漱石はどうしたらよいといっているかというと、
「住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、画である。あるは音楽と彫刻である。」、という芸術論になっています。
あなたも、なにか、すべてを忘れて、心を和ませる方策を持っておいた方がよさそうですね。
内田樹先生 (1950-) の言葉を借りると、コミュニケーション感度の向上を妨げる要因は、
「こだわり・プライド・被害妄想」、なので、
「こだわらない・よく笑う・いじけない」 ことが大切、
他者からの支援をとりつけるための最良のアプローチは 「ディセンシー」、
「強い個体」 とは 「礼儀正しい個体」、
(ブログ 「内田樹の研究室」 2005年12月9日)
だといっています。
とりあえず、「こだわらない、よく笑う、いじけない」、は実践してみてはいかがかしら。
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