2014年1月13日月曜日

良寛の言葉

良寛 (1758-1831) の言葉です。

「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
死ぬ時節には、死ぬがよく候。
是ハこれ、災難をのがるる妙法にて候。」

これは解釈が難しい言葉ですね。

災難に逢いなさいとは言っていません。
何が起こるかは誰もわかりません。
起こった現実を受け入れなさい、といっているのだと思います。

誰でも、困難や不幸に出会うと、慌てふためき、嫌がり恨み、自分を見失います。
困難を、現実を、こんなこともあると、受け止める、受け入れる。
ものごとは、なるようにしかならないと覚悟を決める。

これが解決の第一歩なのだと思います。


2014年1月5日日曜日

自分自身

新年おめでとうございます。


新しい年にあたって、老子の言葉をおくります。

「自分自身に満足し、自分を誰とも比べず、誰とも競わなければ、誰もがあなたを尊敬するだろう。」


ついでに、英語の表現も、挙げておきます。

When you are content to be simply yourself and don't compare or compete, everybody will respect you.


あなたは、今まで、ずいぶん、ひとの言う事に、一喜一憂して、ふりまわされてきましたね。

自分以外のひととのかかわりなしに、あなたの存在はありえません。

でも、もう少し、自分に自信をもってもよいと、私は思っています。