2013年9月23日月曜日

礼節

「礼儀作法とは、身についた物腰であり、ゆとりである。」

「礼儀作法をわきまえるというのは、すべての身ぶりを通して、ずべての言葉をつくして、いらいらしないように、われわれに与えられた人生のこの瞬間を台なしにしないようにと示すこと、言うことである。」

「礼儀正しさを学ぶのは、ダンスを学ぶのと同じである。」

アラン Alain (1868-1951) の「幸福論」 Propos sur le bonheur の中の言葉です(神谷幹夫訳、岩波文庫、1998年)。


あなたは、思ったことががすぐ口に出て、顔に出るのがよくないところね。

アランに言わせれば、あなたは無作法な人間ですよ。

あなたも、もう少し、礼儀作法を、学んで身につけるとよいのではないかしら。


礼儀をわきまえることは、へつらうことではありません。

悪意のある人間には断固とした態度をとってよいといっていますから。


あなたも、患者さんに会うときは、

「こんにちは。お具合はいかがですか。」

「お大事に。お気をつけて。」

くらいは、意識しないでもいうのでしょう。それが礼節ですね。


2013年9月8日日曜日

すぐ切れる

「すぐキレるのは、自分の気持ちを表現する適切な言葉を知らないから」

三輪明宏(1935-)さんの言葉です(「オーラの泉」)。


哲学者や偉人の言葉じゃなくて、三輪さんではご不満かしら。でも、す~と入り込んでくる言葉でしょう。


あなたが、これは違う!、と感じる直感は、たぶん、本当です。自分の直感はお信じなさい。

でも、どこが違うか、なぜ怒ったのか、言葉にできなければ、わけのわからない、ただの怒りんぼさんです。

怒ってもいいけど、相手に通じる、柔らかい言葉で、やっつけておやりなさいね。

2013年9月1日日曜日

自分さがしの旅

バーナード・ショー George Bernard Shaw (1856-1950) の言葉です。

Life isn't about finding yourself. Life is about creating yourself.


人生は、自分さがしの旅ではなく、自分つくりの旅だということですね。


あなたは、人生の指針がほしいというけれど、そんなものはありません。

自分を導いてくれるなにかをみつけたいというければ、そんなものはみつかりません。


人生は、「汗かいて、ベソかいて、GO」 です (ガッツだぜ、ウルフルズ)。