2013年6月30日日曜日

謙虚

「謙虚な人は誰からも好かれる。それなのに、どうして謙虚な人になろうとしないのだろうか。」

レフ ・ トルストイ Lev Nikolayevich Tolstoy (1828-1910) の言葉です。

もうひとつ、

「教養ある人間は、他の人格を尊重し、したがって、常に寛大で柔和で腰が低いものである。」

アントン ・ チェーホフ Anton Pavlovich Chekhov (1860-1904) の言葉です。


それは、時には、人の態度や、ことば使いが気に入らないことがあるでしょう。

でも、それをあからさまに態度に出したり、やり返してばかりいると、いずれ、手痛いしっぺ返しにあいますよ。

お気をつけください。

あなたは、教養のある、謙虚な人間がお似合いです。それを演じなさい。ね。


2013年6月23日日曜日

人を憎む

「人を憎むのは、ネズミ一匹を追い出すために、家全体を焼き払うようなものだ」

Hating people is like burning down your own house to get rid of a rat.

フォスディック Harry Emerson Fosdick (1878-1969) の言葉です。

あの人が嫌い、という話は聞くに耐えないこともあります。

人を嫌っても、あまり度が過ぎると、割が合わないことになりますよ。

そのエネルギーはほかの事に向けたほうがよさそうですね。


フォスディックついでにもうひとつ。

「A弦が切れたら、残り三本の弦で演奏する、これが人生である。」

That is life - to have your "A" string snap and finish on three strings.

説明は必要かしら。

バイオリンの弦は4本あって、高い音の弦から、E線、A線、D線、G線です。

思い通りにいかなくても、何とかするのが人生ですね。



2013年6月9日日曜日

名選手必ずしも名監督ならず

野村監督が、長嶋さんや王さんのことをそう言ったという話ですけど、

優秀な人が上に立つと、下の人が仕事がうまくできないのを見てられなくて、何でも自分でさっとやってしまうので、下が育たないし、また、うまくできない下の人の気持ちもわからないってことね。

みんながみんな優秀なわけではないし、普通の人も、こまったちゃんも含めてチームなのよね。

人の上に立つのはむずかしい。


山本五十六 (1884-1943)の言葉にも、

「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば人は動かず。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

とあります。

人の上に立つのは、むずかしくて、しかも、たいへんですね。