2013年7月14日日曜日

草枕

夏目漱石 (1867-1916) の 「草枕 (1906)」 の冒頭です。

「智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」


意地を通せば窮屈だ、が今のあなたの状況ね。


漱石はどうしたらよいといっているかというと、

「住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、画である。あるは音楽と彫刻である。」、という芸術論になっています。

あなたも、なにか、すべてを忘れて、心を和ませる方策を持っておいた方がよさそうですね。


内田樹先生 (1950-) の言葉を借りると、コミュニケーション感度の向上を妨げる要因は、

「こだわり・プライド・被害妄想」、なので、

「こだわらない・よく笑う・いじけない」 ことが大切、

他者からの支援をとりつけるための最良のアプローチは 「ディセンシー」、

「強い個体」 とは 「礼儀正しい個体」、

(ブログ 「内田樹の研究室」 2005年12月9日)

だといっています。


とりあえず、「こだわらない、よく笑う、いじけない」、は実践してみてはいかがかしら。


2013年6月30日日曜日

謙虚

「謙虚な人は誰からも好かれる。それなのに、どうして謙虚な人になろうとしないのだろうか。」

レフ ・ トルストイ Lev Nikolayevich Tolstoy (1828-1910) の言葉です。

もうひとつ、

「教養ある人間は、他の人格を尊重し、したがって、常に寛大で柔和で腰が低いものである。」

アントン ・ チェーホフ Anton Pavlovich Chekhov (1860-1904) の言葉です。


それは、時には、人の態度や、ことば使いが気に入らないことがあるでしょう。

でも、それをあからさまに態度に出したり、やり返してばかりいると、いずれ、手痛いしっぺ返しにあいますよ。

お気をつけください。

あなたは、教養のある、謙虚な人間がお似合いです。それを演じなさい。ね。


2013年6月23日日曜日

人を憎む

「人を憎むのは、ネズミ一匹を追い出すために、家全体を焼き払うようなものだ」

Hating people is like burning down your own house to get rid of a rat.

フォスディック Harry Emerson Fosdick (1878-1969) の言葉です。

あの人が嫌い、という話は聞くに耐えないこともあります。

人を嫌っても、あまり度が過ぎると、割が合わないことになりますよ。

そのエネルギーはほかの事に向けたほうがよさそうですね。


フォスディックついでにもうひとつ。

「A弦が切れたら、残り三本の弦で演奏する、これが人生である。」

That is life - to have your "A" string snap and finish on three strings.

説明は必要かしら。

バイオリンの弦は4本あって、高い音の弦から、E線、A線、D線、G線です。

思い通りにいかなくても、何とかするのが人生ですね。



2013年6月9日日曜日

名選手必ずしも名監督ならず

野村監督が、長嶋さんや王さんのことをそう言ったという話ですけど、

優秀な人が上に立つと、下の人が仕事がうまくできないのを見てられなくて、何でも自分でさっとやってしまうので、下が育たないし、また、うまくできない下の人の気持ちもわからないってことね。

みんながみんな優秀なわけではないし、普通の人も、こまったちゃんも含めてチームなのよね。

人の上に立つのはむずかしい。


山本五十六 (1884-1943)の言葉にも、

「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば人は動かず。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

とあります。

人の上に立つのは、むずかしくて、しかも、たいへんですね。



2013年5月26日日曜日

君子危うきに近寄らず

「君子危うきに近寄らず」

孔子の言葉かと思ってしまうような文言ですが、「論語」にはないそうです。


なにかことにあたって、これはなんとなくおかしいなあ、とか、これはいまひとつピンとこないなあ、と思う瞬間があるものです。

そういう直感は大切にしたほうがよいと思います。

自分としてはしっくりしないことには、流されることなく、しばらく距離をおいてみるのもよいことだと思いますよ。


2013年5月19日日曜日

物言えば

「物言えば唇寒し秋の風」

松尾芭蕉 (1644-1694) です。

「人の短をいふ事なかれ、己が長をとく事なかれ」、という文言を伴いますので、余計なことは言わないほうが良いという意味がこめられています。


言わなくてもいい事をいってしまった。

そういうつもりで言ったんじゃなかった。

最近、そういうことが続いているようですね。

何をやっても思ったとおりにいかない時ってあるものです。

しばらくは大人しくしているほうがよさそうですね。

2013年5月12日日曜日

思い込み

Assumption is the mother of all screw-ups.

思い込みは失敗の母。


なにか予想外のこと、よくないこと、よくわからないこと、が起こった時に、えてして、悪いほうに解釈しがちです。

自分のことを貶めようとしているのではないかなどと、被害妄想的に考えがちです。

でも、あとで事情がわかってみると、なんでもないことが少なくないのですね。

思い込みは、時として、しなくてもよいことをしてみたり、判断を誤らせたりします。

思い込みは思い込みにすぎないかもしれないことを忘れないようにね。