2015年12月13日日曜日

神は細部に宿る

最近、神は細部に宿る、という言葉をどこかで聞いたらしく、
これまで、ずいぶん、全体を見ることが大切で、
木を見て森を見ず、ということがないようにと、さんざん、いわれてきたけれど、
自分は細かいことにこだわりたいし、
やっぱり、細部は大事だよね~、と言っています。


神は細部に宿る
God is in the details.

建築家の ヴァン・デル・ローエ Ludwig Mies van der Rohe (1886-1969) や
美術史家の アビ・ワルブルク Aby M. Warburg (1866-1929) が、好んで用いた言葉らしいです。

細部の完璧さにこだわることが、より高いレベルでの完成に重要であること、あるいは、細部を深く掘り下げることが真理に至る道であること、を意味しています。

一方で、
The devil is in the details.
という言葉もあります。

細部には、悪魔もいるようです。

蟻の穴から堤も崩れる、といいます。

堤防にできた、蟻が通るほどのごく小さな穴でも、放っておけば、ついには大きな堤防も、崩してします、という意味ですね。

確かに、細部は大事ですね。

細部も、全体も、どちらも見渡せるイマジネーションがあると、さらによいと思いますけど。